固定資産税の納税通知書とその明細

 

沼津市では、先週から平成27年分の固定資産税・都市計画税の納税通知書が郵便で届き始めました。他の市町村や東京都でも同じだと思います。

 

納税通知書はこれから納付すべき固定資産税の税額が通知されるのもので、今年はいくら納税するのかを知るために重要ですが、それだけではありません。

 

地代家賃の収入がある方は、その不動産所得について所得税の確定申告をすることになりますが、固定資産税・都市計画税は不動産所得の必要経費になります。

但し、必要経費になるのは、賃貸している土地家屋についての固定資産税・都市計画税に限られます。

 

固定資産税・都市計画税の納税通知書には、納税義務者が納付すべき税額の総額だけではなく、その方が所有する土地家屋ごとに、個別の税額が記載された明細書がついています。

 

不動産所得の計算には、この個別の税額を使います。

 

そのようなわけで、不動産所得の申告には、この明細書が必要です。

実際に使うのは、平成27年分の所得税の確定申告をする平成28年の2月~3月なのですが、明細書自体は今、皆さんのお手元に届いています。

 

なくさないように、とっておいてくださいね。

と言うよりも、すぐにコピーをとって、税理士に渡してしまってください。

 

早すぎて悪いことは何もありません。

 

 

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おことわり

税法・税務に関する記載内容、ブログについては税理士として細心の注意を払っています。

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